注文住宅の内装はどう決める?具体的な手順やポイントについて解説!

公開日:2023/08/15  最終更新日:2023/06/05

注文住宅の内装について決めることが多く、何から決めたらよいか分からなかったり、具体的なイメージが湧かなかったりする人もいるのではないでしょうか。本記事では、注文住宅で内装の決め方や種類、意識するべきポイントを紹介しています。内装についての手順やポイントを知って、理想の内装になるよう参考にしてください。

注文住宅の内装デザインの決め方の手順

内装デザインの決め方は、3つの手順に沿って決めると方向性が定まります。決めることが多くある注文住宅の内装ですが、手順やコツを押さえれば、あなた好みの内装デザインが可能です。

デザインテイストを決める

方向性を決めておくことで、設備や建具、家具の選択がしやすくなります。ナチュラル・モダン・北欧風などさまざまなデザインがあるので、あなたや家族の意見をまとめましょう。

写真や展示場など見ると、イメージを具体的できるのでおすすめです。

配色を3つに選択

使用する色は、3つにまとめることで、統一感あるデザインになります。建具や家具なども、同じ色合いのものを選んで、全体のバランスに配慮しましょう。

また、全体の印象を左右するため、内装の色は広い範囲のものから決めるのがおすすめです。使用する3つの色を、具体的に紹介します。

・ベースカラー

天井、壁、床など広い範囲で使用します。全体の70%を目安にしましょう。

・メインカラー

ソファーやカーテンなどインテリアで使用します。全体の25%を目安にしましょう。

・アクセントカラー

クッションなど小物などに使用します。ほかの色とメリハリノつく色が、目立っておすすめです。全体の5%を目安にしましょう。

使用する素材を決める

使用する素材の質感で、インテリアの雰囲気に差が出ます。カタログだけでなく、サンプルで感触や光の当たり具合での色味などを確認することが大切です。

実際に展示場へ行くことや写真を見ると、イメージが湧きやすく、メーカー担当にも伝わりやすいでしょう。

注文住宅で選択できる内装デザインの種類

注文住宅での内装のデザインは、さまざまな種類があるので、代表的なデザインをいくつか紹介します。

明るくリラックスできる空間のナチュラルテイスト

明るく木のぬくもりを感じられ、リラックスできる空間になります。自然素材との相性がよく、インテリアとも馴染みやすいのが特徴です。派手な色は避けて、白、ベージュ、グリーンなど淡い色でまとめるとよいでしょう。

個性が光る海外テイスト

北欧系、リゾート系、フレンチシック、アジアンなど取り入れたい地域によって、デザインや印象が大きく異なります。個性を出せて、海外テレビに出てくるような、おしゃれにしたい人に向いています。

シンプルでスタイリッシュなモダンテイスト

シンプルで高級感ある雰囲気なモダンテイストは、流行に左右されにくく、装飾が少ない印象です。日本の和のテイストを取り入れた、和モダンも人気があります。

色味は白、グレー、黒といったモノトーンを中心にします。メインの色を白か黒にすることで、印象が変わるため、あなたのイメージの空間に合わせましょう。

リビングやダイニングは、よく過ごす空間なので、テーマを決めて統一感を出し、心地よく過ごせるようにしましょう。

注文住宅の内装デザインを決める際に意識するべきポイント

内装のデザインを決める際には、デザインだけでなく、意識するべきポイントが3つあります。注文住宅ならできる内装づくりが、後悔しない家につながるでしょう。

実用性を考えて住みやすい家にする

家事の導線、コンセントの配置、収納量や家族構成など、デザイン性と実用性のバランスを考えると、住み心地のよい家になります。必要なコンセントの数や場所を考えて、家具や家電の配置をあらかじめ決めておくと、ストレスフリーな家になるでしょう。

いくらおしゃれで内装の雰囲気が気に入っていても、「コンセントがここにあったらよいのに」や「収納が足りなくて物があふれてすっきりしない」など生活の中で不便があると、住みやすい家ではありません。耐震性や断熱性など、機能面も配慮しながら、内装デザインを決めましょう。

ベース・メイン・アクセントカラーを決める

内装のイメージカラーを決めるには、配色の基本となる3つの色を決めるのがポイントです。取り入れる割合の目安は、「ベースカラー70%:メインカラー25%:アクセントカラー5%」にすると、まとまりのある印象になります。

今の家の不満を相談しておく

今住んでいる家で、不便なところや不満があるところを解消できるよう、ハウスメーカーに相談することがおすすめです。家族それぞれに、今の家の解消したいところをまとめておくと、内装デザインをスムーズに決められるでしょう。

とくに、生活のなかで、1番使用するリビングやダイニングでは、満足した居心地のよい空間になると、自然に家族みんなが集まり、家族団らんの時間も増えるでしょう。

まとめ

注文住宅で内装の決め方は、デザインテイスト・使用する3つの配色・素材の3つの手順に決めると方向性が定まります。注文住宅でできる内装のデザインは、ナチュラル・海外風・モダンなどテーマを決めて、統一感を出し心地よく過ごせるようにしましょう。

内装を決める際には、過ごしやすいよう家事の導線など実用性を考えることや、ベース・メイン・アクセントの3つの配色決め、また今住んでいる家の不満を解消できるよう家族の意見をまとめておくことがポイントです。

注文住宅での家づくりは、内装デザインも決めることがたくさんありますが、あなたの家が居心地のよい空間になるように願っています。

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